古賀ホールディングスの祖業は鉄鋼産業で、昭和22年(1947年)に創業した古賀オールです。つまり、戦後すぐに誕生し、日本の高度経済成長とともに歩んできた会社です。日本の社会を「鉄」を通じ、社会・経済を支えてきた、70年を越えるサプライチェーンの歴史といえます。
70年がたった現在の日本では、ある種の閉塞感が感じられます。それは、VUCA時代(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、 Ambiguity:曖昧性)の、目まぐるしく変転する予測困難な状況において、従来のアプローチでは解決不可能な閉塞感ともいえるかもしれません。比較的、変化が少ない鉄鋼流通分野においても、新たな視点で課題を解決していく姿勢が求められています。古賀ホールディングスは、70年にわたってお取引先様・鉄鋼メーカーの皆様と培ってきた信頼関係をもとに、次の日本を支えるサプライチェーンの在り方に挑戦したいと考えています。戦後復興からこれまで掲げてきた「日本を元気にする」という姿勢を大切にしながら、次の30年、50年の社会・産業を支える事業に取り組みます。
新しい古賀グループにご期待ください。
2025年3月
古賀ホールディングス株式会社
代表取締役CEO
古畑輝英